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オニオン「ねーね、バッツって色目って技を使えるんでしょ? いいなー、僕にも教えてよ」
バッツ「待て待て、面識のない相手を魅了し動けなくするから、使える奴と使えない奴、向き不向きがあるんだ。性別問わずのそういう色気があるとか、踊り子要素があるとかのな。このメンバーなら…」
ぐるりとメンバーを見渡したバッツは一人一人の顔をまじまじと見つめながら何やら考えている様子。
バッツ「まず、クラウド」
クラウド(なんで女装した事をこいつが知ってるんだ…)
バッツ「性格的にはジタンも向いてるな」
ジタン「色気あるんだ、やった!」
バッツ「あとは…セシルかな…」
バッツの言葉に全員が信じられない顔でセシルに視線を集中させる。見つめられたセシルは恥ずかしいのか、顔を覆うばかりか一切の肌の露出がない暗黒騎士の姿へとチェンジしてしまった。
スコール「生真面目なセシルが色目を使えるとは思えないんだが、その色目とやらの実力はどの程度なんだ?」
バッツ「試しにやってみようか? んー…一番効き易いのはフリオかな」
ティーダ「マジっスか。男にも効くんだ!?」
フリオ「面白がるなよティーダ。さすがに男からの色目は食らいたくない…そうだ、ティナに使ってみてくれ。動けなくなるだけなら問題ないだろ?」
ティナ「私? いいけど…」
バッツ「うっ…ティナは…一番効きにくいタイプだけど…ええい、踊り子アビリティ、色目!」
バッツから熱い流し目の上にウインクまで寄越されたものの、ティナはきょとんとした顔をしているだけだ。
バッツ「…やっぱり、ダメだぁ」
ティナ「ごめんなさい、私、そう言うの分からなくって…」
謝るティナをオニオンとジタンが両サイドから慰め、残りの皆はなーんだそんな程度なのかとがっくりして色目という能力に興味を失ったようだった。ほっとしたセシルは元の聖騎士姿に戻ったが、その肩をぽんと叩く者が。
見れば背後にウォーリアオブライトが立って、無言でうんうんと頷いている。
セシル(僕がバロンの城下町で踊り子と一緒に踊ったり、パブ王様で踊り子に囲まれた事も、この人は全部お見通しなんだな…)